KOJIMARU⑧WALKER

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鷲羽山 その2(トンネル編)

今回は鷲羽山トンネルのお話です。

鷲羽山トンネルというのは瀬戸中央自動車道を通っていると本州側最南端のところで抜けるあのトンネルのことです。

ご存知だとは思いますが瀬戸大橋は道路鉄道併用橋でして、本州側では鷲羽山の手前で瀬戸中央自動車道とJR瀬戸大橋線が合流しています。なにが言いたいかというと、高速道路上下線だけで見ると「双子トンネル」なのですが、下に鉄道もあるので正確には「四つ子トンネル」なのです。トンネル長さは200m程度なのですが、地質的に岩成分が多いところに精度良く4つ穴を開けるのは当時の技術としてもハイレベルな工事だったようです。

またネット上などにある断面図や写真を見ると解かるのですが、上部の自動車道用は左右サイズは同じですが下の鉄道部分は左右で大きさが違います。これは当時、在来線だけでなく新幹線も通す計画があった名残りで、当時の経済成長の勢いを感じます。橋の強度は鉄道4本線まで可能ということになりますが、現在は在来線が上りと下りで中央よりを2本つかっている状態に留まっています。

難易度の高いトンネルを開通させたおかげで、鷲羽山のシルエットは守られ旧鷲羽山駅跡から山頂への山道も維持されました。当初はオープンカットの計画もあったようですが、ちょっと想像できないというか想像したくないですね。

瀬戸大橋は日本の土木技術と瀬戸内の自然環境が奇跡のように共存しているステキなところだなあっと改めて思うばかりです。(もちろん賛否はあるかと思います)

現在は周辺の木々が育っていて見えづらくなっていますが、「鷲羽山トンネル」で検索すると完成当時頃の写真があったりなかったり。ご興味あればどうぞ。


これらは外観からの2016年9月に撮影したものです。
実際には自動車道とJR瀬戸大橋線の先頭車両に乗るのがベストですね。

鷲羽山トンネル(南側)> *県道393号の路側パーキングより
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鷲羽山トンネル(北側)> *側道歩道橋より
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鷲羽山トンネル(南下側)> *柵の中は立ち入り禁止です
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鷲羽山トンネル(南下側)> *ここにちょうど歩道橋がかかっています
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児島から風の道を通っていくと、
鷲羽山越えの手前の旧琴海駅跡の山側で、瀬戸中央道と瀬戸大橋線合流ポイントが外から見れます。車でも自動車道の側道からアプローチ可。

次の旧
鷲羽山駅跡(WCあり)から鷲羽山への山道へ少しいけば、瀬戸中央道の鷲羽山貫通トンネルを近くで見れるポイントもあります。

鉄っちゃんや地形好きにオススメです